WKT ↔ GeoJSON変換 & 地図ビューア

GIS・地理ツール

WKT(Well-Known Text)とGeoJSONを相互変換し地図上に表示するオンラインツール。PostGIS・SQL Serverなどの地理空間データの確認に便利です。

WKTまたはGeoJSONを入力すると相互変換し、地図上に可視化します。FeatureCollectionからGEOMETRYCOLLECTIONへの変換にも対応しています。

WKT・GeoJSON ガイド

形式の比較

WKTとGeoJSONは地理空間データを表現する最も一般的な2つの形式です。それぞれの違いを理解することで、適切な形式を選択できます。

特徴WKTGeoJSON
形式プレーンテキストJSON
主な用途データベース(PostGIS、SQL Server)Web API・フロントエンド
ジオメトリ型POINT, LINESTRING, POLYGON, ...Point, LineString, Polygon, ...
属性データ非対応"properties" に格納可能
標準規格OGC / ISO 19162RFC 7946

WKTの記述例

上のコンバーターに貼り付けて使える、代表的なWKTジオメトリの記述例です。

Point(点)

単一の座標点(東京駅)

POINT(139.7671 35.6812)

LineString(線)

2点以上を結ぶ線

LINESTRING(139.7671 35.6812, 139.6917 35.6895, 139.7454 35.6586)

Polygon(面)

閉じた領域(最初と最後の座標を一致させる)

POLYGON((139.74 35.67, 139.78 35.67, 139.78 35.70, 139.74 35.70, 139.74 35.67))

MultiPoint(複数点)

複数の独立した点(東京と大阪)

MULTIPOINT((139.7671 35.6812), (135.5023 34.6937))

使い方のコツ

  • ポリゴンの座標は閉じたリングを形成する必要があり、最初と最後の点が同一でなければなりません。
  • GeoJSONの座標は[経度, 緯度]の順序で、WKTと同じです。
  • PostGISではST_AsText()でWKT、ST_AsGeoJSON()でGeoJSONに変換できます。
  • FeatureCollectionを使うと、複数のジオメトリをプロパティ付きで1つのGeoJSONドキュメントにまとめられます。

用語集

WKT(Well-Known Text)
WKTはWell-Known Textの略称で、GISで使用される空間データのテキスト表現形式です。点、線、ポリゴンなどの幾何学オブジェクトを人間が読みやすく機械が処理可能な形式で記述します。PostGIS、SQL Server、DB2などのデータベースで広く利用されています。
GeoJSON
GeoJSON(Geographic JavaScript Object Notation)は、地理空間データを表現するための軽量なデータ交換フォーマットです。JSON形式を基にしており、地図上の点・線・ポリゴンなどを表現するのに適しています。RFC 7946で定義されています。
PostGIS
PostGISはPostgreSQLのオープンソース空間データベース拡張です。地理オブジェクトのサポートを追加し、SQLで位置情報クエリを実行できます。WKTとGeoJSONの両方の形式をサポートし、最も広く使われているGISデータベースの一つです。
OGC(Open Geospatial Consortium)
Open Geospatial Consortiumは、地理空間データのオープン標準を策定する国際組織です。WKT、WKB、その他多くの空間データ形式やプロトコルがOGC標準として定義されています。
FeatureCollection
FeatureCollectionはGeoJSONのオブジェクト型で、複数のFeatureオブジェクトの配列を含みます。各Featureはジオメトリとプロパティ(属性データ)を持ちます。複数の地理フィーチャーを1つのGeoJSONドキュメントにまとめる標準的な方法です。

よくある質問

Q: WKTとGeoJSONどちらを使うべきですか?
A: データベースへの保存やSQLクエリにはWKT(PostGIS、SQL Server)、Web APIやフロントエンドの地図表示にはGeoJSONが適しています。多くのツールは両方をサポートしているため、主なワークフローに応じて選択してください。
Q: 座標の順序は?
A: WKTもGeoJSONも経度が先、緯度が後です(例:POINT(139.7 35.6) や [139.7, 35.6])。これはGoogle Mapsや多くのGPSデバイスが緯度を先に表示するのとは異なります。
Q: 3D座標は扱えますか?
A: はい。WKTはPOINT Z(139.7 35.6 100)で3D座標をサポートします。GeoJSONでは座標配列の3番目の要素として高度を含めます:[139.7, 35.6, 100]。ただし高度のサポートはツールによって異なります。

関連ツール & ゲーム